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クラシック初心者さんに聴いて欲しい!①〜ラフマニノフ/交響曲第2番第3楽章〜

今週はお仕事がややハードモード・・・頑張ります!!

 

今日はせっかくなので、クラシックのオススメ曲を書いてみようと思います。

まずは騙されたと思ってこちらの動画をぜひ・・・!

 

 

ラフマニノフ作曲、交響曲第2番の第3楽章から始まるようになっている・・・はず!

 

 

もう、なんていうか世の中の全てがどうでも良くなるような、美しい旋律です。。。

ため息の出るような、とか、目のくらむような・・・という表現はこの曲のためにあるのではないかと思うほど。

 

 

全楽章を通じて、フルートが大活躍する!・・・とは言えない曲なのですが(笑)

それでもこの曲が大好きな私です。

 

 

セルゲイ・ラフマニノフ(1873年〜1943年)はロシアの作曲家です。

「のだめカンタービレ」で、千秋先輩がシュトレーゼマン指揮のAオケにて圧巻の演奏を披露し、それに影響を受けたのだめが狂ったように練習した「ピアノ協奏曲第2番」・・・と言えばご存知の方も多いのではないでしょうか。同じ作曲家です。

フィギュアスケートでもよく使用されている曲です。浅田真央さんのソチオリンピックはいつ思い出しても泣けますね😢

 

 

交響曲第2番は、ラフマニノフ自身が結婚し、2人の娘を授かってとても充実していた日々の中で誕生した曲です。

一方で、この曲より前に作曲された交響曲第1番は、初演で大失敗してしまい、そのことがラフマニノフを精神的に苦しめていました。

 

 

あんまり具体的な解説をしてしまうと、専門の方から「その情報の出典はどこや!載せろ!!」と突っ込まれそうなので、ほどほどにしておき。。。

 

 

この3楽章は、もちろんクラリネットからはじまる最初の旋律が抜群に美しいのですが、

途中ところどころで不穏な響きになる瞬間もあります。

 

人生のどん底も味わったラフマニノフが、色々なことが軌道に乗って人生バラ色!なんだけれども、

幸せな時に、あえて幸せ以外の色味も用いる、というところが、胸に刺さる要因かなと思います。

作品は全く異なりますが、またまた「のだめカンタービレ」で千秋先輩が幼少期にヴァイオリンでチャイコフスキー作曲交響曲第6番「悲愴」をパパに聞いてもらっている時のセリフ。(うろ覚えで書いていることをご了承ください・・・)

 

 

−そんなに大袈裟に暗く弾いちゃダメだよ。

−なんで?悲愴って悲しい曲でしょ?

−チャイコフスキーは悲しくてもそれを言うことができなかったんだ。そんな風に弾いてごらん。

 

 

という一節に通じるものがあるなと思っております。

 

 

ちなみにこの動画の演奏を聴きながらブログを読んでくださっている方、

きっとあまりの美しさにうっとりされていることと思いますが、

続く第4楽章はびっくりするくらいお祭り騒ぎな曲なので音量にどうぞ気をつけてください(笑)

 

 

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久しぶりに「のだめ」読み返したくなりました!😊

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