[GarageBandの使い方] / [音楽]

iRealProの自動伴奏をGaragebandで読み込む方法!〜伴奏音源問題⑩〜

久しぶりのGarageband関連投稿です!!

今日はiRealProで作成した自動伴奏コードをGaragebandで読み込み、音源を制作する過程をご紹介したいと思います。

↑iRealProってなんだ?という方はこちらのリンクから過去記事をご一読ください♪

 

 


 

 

iRealProの楽曲データをMIDIに変換しよう

まずはiRealProにある曲の中から、Garagebandで読み込みたい楽曲を開きます。

今回は自分で入力した「Happy Birthday」のコードを使っていきます。

右上にある、矢印と四角がセットになっているマークをタップしましょう!

 

 

エクスポート関連のメニューが表示されます。

エクスポート(export)とは直訳すると「輸出」になってしまいますが、

パソコン界隈(?)では「出力」という意味があって、他のアプリ等で読み込むためにファイル形式を変換したりする時の作業を意味します。

大体この矢印と四角のマークがセットになっている図で表されますので覚えておくと便利です!

 

今回はこのデータをGaragebandが読み込んでくれるように「MIDI」という音楽信号に変換したいので、

「オーディオのエクスポート」を選択、更に「MIDI」を選んでいきましょう。

 

 

 

次に出てくるのはこのMIDIデータを保存する場所の選択です。

基本的にはどこに保存しても大丈夫だと思うのですが、iCloudやDropboxなどに入れると不具合が起こるケースもよく耳にするので、個人的にはその端末自体に保存しちゃうことをオススメします。

端末の容量の都合もあるとは思いますが・・・これで読み込めなかったケースは今のところないのと、

作業が終わって一定期間が過ぎたらどんどん削除してしまっています🙆

 

「”ファイル”に保存」、そして「このiPad内」を選択することで、端末内への保存が完了します。

 

 

これで、MIDIデータが完成しました!なんて簡単なのでしょう。

ここまでできたら、iRealProのアプリは終了してしまって構いません。

 

 

GaragebandでMIDIを読み込む!

さて、お次はGaragebandを開きます。

開くときに楽器の選択を求められますが、後から修正や削除をするので正直何で開いても構いません。

私はいつもSmart Pianoで開いています。

 

 

開けたら、ブロック塀のようなマークをタップしましょう。

そうすると、設定の左横に新たな丸いリボンのような形のボタンが出現します。

これをタップすると、Apple Loopsという無料のループ音源ファイルを始め、様々なデータが読み込めるようになっています。

今回は先ほど作成したMIDIファイルを読み込みたいので、右側の「ファイル」という表示に切り替えた上でデータを探します。

 

何もデータの表示がなければ、下にある「”ファイル”から項目をブラウズ」をタップします。

 

 

そうすると、この端末内に保存されていて、なおかつGaragebandで読み込み可能なデータが表示されます。

先ほど作成したHappyBirthdayのMIDIもここに表示されているので、このデータをタップします。

 

 

そうすると、先ほどの画面に新しくMIDIデータが表示されていると思うので、

このデータを指1本で引っ張ってGarageband上の黒い画面で指を離す「ドラッグ&ドロップ」をしましょう。

データ名を真横にスライドしてしまうと「削除」の項目が出現してしまうので気を付けてください。

 

 

マルチトラックMIDIファイルはSmart Pianoでは読み込めない、という趣旨の表示が出てくると思うので、

それは無視して今あるピアノトラックの下で指を離しましょう!

配信で使いたい方は余白を考えて、なるべく3小節目あたりがスタート地点になるように指を離す位置を調整してください。

 

そうすると、おそらく更なる注意事項が出てくると思います。

サウンドが見つかりませんうんぬん・・・・・・

 

 

基本的には無視!してしまっても何の問題もありません。

気になる方はSound Libraryで追加の音源をダウンロードしておくと良いと思いますが、

それでも表示されるケースもあるので「続ける」を押してしまって大丈夫です。

 

「続ける」を押すと、一気にトラックが増えるはずです!!

読み込めなかったトラックは、下記のように音がない状態で反映されます。

 

 

不要なトラックを削除しよう

ここまできたら、あとは音源を聴きながら調整するだけ!

まずはデータを少しでも軽くするため、最初に作ったSmart Pianoのトラックや、読み込めなかったトラックは削除してしまいましょう。

左側の楽器のアイコンを軽く触ると、メニューが出現します。

 

 

削除を押すとトラックごと消すことができます。

今回は一番上のトラックと、3番目のトラックを消してしまいます。

 

 

オートメーションってなんだ??

ここで、これまで打ち込みをされていた方は謎の横棒が出現していることに気づかれたのではないでしょうか。

トラック全体を通して、横棒がピーーーっと伸びています。

 

 

これは、オートメーションという機能で、音量調節の自動化されている状態のことです。

曲の中で、この楽器の音をだんだん大きくしたい!とか、だんだん小さくしたい!とか、

ここからここまでだけこの楽器の音量を上げたい!という設定ができてしまいます🙆

 

おそらくiRealProで読み込むと、全ての楽器が最大音量で固定されてしまっていると思うので、

先ほどの「削除」と同じ要領で楽器のマークをタップし、オートメーションのメニューを開きましょう。

 

 

すると、下のような画面に変わると思います。

オートメーションをオフにしたい場合は、黄色くなっているマーク(丸で囲ったところ)をタップすれば、

オートメーション機能がオフになります。

逆に、cresc. dim.などを楽器ごとに調整したい場合はこの画面でこの黄色い棒と点を操作することになるのですが、

今回はその説明は省略し、全ての楽器でオートメーションをOFFにします。

 

これで、各楽器のトラックボリュームのツマミが自由に操作できるようになったと思います。

明日は、この音源を用いて楽器間のバランスを整えたり、

音に厚みを増す超カンタンズボラ編集術(?)について書いてみようと思います!!

 



 

※各記事につけていた「いいね!」ボタンを廃止しました!

今までたくさん押してくださった皆様、本当にありがとうございます😊

error

Thankyou for Sharing!!

RSS
Instagram
YouTube
Copy link