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【漫画レビュー】音が聴こえる、新感覚のジャズ漫画ー『BLUE GIANT』石塚真一さん作。

本日は音楽系の漫画をご紹介♪

ジャズの漫画で、石塚真一さん作の「BLUE GIANT」です。

何かしらの音楽をやっている人はもちろん、ジャズってなあに？という方にもぜひ読んでいただきたい漫画です。

 

 

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ざっくりあらすじ

主人公は、宮城県に住む高校生の宮本大。

ある日ライブハウスでジャズの演奏を聴き、サックスプレイヤーになることを決意します。

楽器を買うためにアルバイトに明け暮れるところから始まり、どんどん没頭していく様が描かれます。

「世界一のサックスプレイヤーになる」

その気持ちだけで宮本大はどこまで成長できるのか！

また、その熱さに感化されて出会った仲間たちとどう刺激し合うのか？

 

 

 

BLUE GIANTは４シリーズ目連載中！

BLUE GIANTは大きく４種類存在しており、

BLUE GIANT　全１０巻

BLUE GIANT SUPREME　全１１巻

BLUE GIANT EXPLORER　全９巻

BLUE GIANT MOMENTUM　既刊２巻（2024年7月現在）

となっております。

 

第一部の「BLUE GIANT」は、主人公宮本大が地元仙台でサックスに出会い、上京後までが舞台。

第二部「BLUE GIANT SUPREME」は、ヨーロッパへ。

第三部「BLUE GIANT EXPLORER」はアメリカ、

2024年7月現在も連載中の「BLUE GIANT MOMENTUM」はニューヨーク編となっております。

 

なんと2023年には映画も公開されました！！

映画も観ましたが、今回は漫画の方のご紹介のみとさせてくださいね。

 

 

 

この漫画のここがすごい！

この漫画のすごいところは、漫画なのに音がめちゃくちゃ聴こえてくるところ。

セリフが全くないページが続くことも多いのですが、

読みながら聴いたことのない曲たちが活き活きと聴こえてくるし、

読み終わった後、耳にライブに行った後のような疲労感すら残るのです。

これには大変驚きました。

 

この漫画に登場する曲目をプレイリストしている方も多いので、

実在する録音を流しながらストーリーを楽しむということもできます。

 

映画化のニュースを知った時は、ストーリー中のオリジナル曲はどういった仕上がりになるのか、ワクワクしました。

 

 

どこまでも突き進む魅力的な主人公に何を思うか

私はジャズについては全くのど素人なのですが、

主人公たちがその場で生まれる音楽に魂を込めて取り組む様が格好良すぎて、

自分もアドリブのレッスンに通い始めたほどです（笑）

 

 

何の分野においてもそうですが、

誰も達成したことのない夢を掴む人というのは、夢中になれる人なんだろうなあと思います。

 

「練習しなきゃ」という義務感からではなく、気づいたらずーーーっと練習をしているような人。

 

私は完全に前者でして、

「私はストイックに努力しています！って言いたいだけでしょ」

と自分の師匠に言われてぐうの音も出なかったことがあります・・・😅

 

 

多分何かに夢中になれる人ってそうじゃないんですよね。

自分がやりたいから、気づいたらやっている。

資格の勉強でも、楽器の練習でも、スポーツでも。

他人から見たら「努力している」と思われるのかもしれないけど、本人としてはそれが普通なので努力とも思っていない。

 

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時間を忘れて取り組めること、見つけたいなあ・・・と思わせてくれる漫画です。

「BLUE GIANT」本当にオススメなのでぜひご一読ください😊

 

 

 

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